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【プロジェクト紹介】厚生労働省 肝炎対策推進「知って、肝炎プロジェクト」

「知って、肝炎プロジェクト」は、厚生労働省が推進する肝炎対策の国民運動事業です。

日本国内最大級の感染症対策プロジェクトとして2012年より始動し、肝炎に関する正しい知識の普及と、肝炎ウイルス検査の受検勧奨を行っています。

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓は、自覚症状がないまま病状が進行することが多く、適切な治療を受けないまま放置すると肝硬変や肝がんへと移行するリスクがあります。

本プロジェクトは、こうした事態を防ぐため、国民一人ひとりへの「一生に一度の肝炎ウイルス検査」の受検を呼びかけています。

設立背景と目的

国内にはB型・C型肝炎ウイルスの感染者が推計200万人以上存在すると言われています。

しかし、自覚症状がないため、感染に気づかないまま生活している人が多く存在するのが現状です。

肝炎の現状
  • 国内感染者は推計200万人以上
  • 自覚症状がないため感染に気づかない人が多数
  • 放置すると肝硬変・肝がんへ移行するリスク

近年、医療の進歩により、肝炎は「早期発見・早期治療」を行えば、飲み薬で完治を目指せる、あるいはコントロール可能な病気となりました。

本プロジェクトは、「肝炎は治る病気である」という認識を広め、検査による早期発見を促進することで、肝がんによる死亡者を減らし、国民の健康を守ることを究極の目的としています。

肝炎治療の進歩

C型肝炎については、内服薬のみで約3ヶ月の治療でウイルスの排除が可能になり、完治を目指せる時代になりました。B型肝炎も核酸アナログ製剤でウイルスの増殖を抑制でき、病気の進行をコントロールできるようになっています。

推進体制・アンバサダー

本プロジェクトの最大の特徴は、芸能界・スポーツ界の著名人が多数参画し、幅広い世代に向けて発信を行っている点です。

役職氏名・団体名
特別健康対策監杉良太郎 氏
肝炎対策特別大使伍代夏子 氏
スペシャルサポーターEXILE(HIRO氏、ATSUSHI氏、MAKIDAI氏など)
AKB48、乃木坂46、STU48などアイドルグループ
スポーツ選手、文化人など多数

彼らはボランティア精神に基づき、自身の経験や影響力を活かして、イベント出演やメディアを通じ、検査の重要性を訴え続けています。

主な活動内容

① 普及啓発活動

  • 世界・日本肝炎デー(7月28日)WHO(世界保健機関)が定める世界肝炎デーに合わせ、大規模な啓発イベントを開催
  • メディア発信:テレビ、ラジオ、SNSを通じた情報発信
  • 教育現場への訪問:大学や高校での特別授業を実施し、若年層への教育を行う

② 検査受検の促進

  • 無料検査の案内:保健所等で実施されている無料の肝炎ウイルス検査の周知
  • 職域検査の推進:企業の健康診断における肝炎ウイルス検査項目の導入働きかけ

③ 自治体・企業との連携

  • 地域連携:各都道府県の自治体と連携し、地域に根差した啓発活動を実施
  • 企業連携:地方銀行や民間企業と協力し、社員およびその家族、地域住民への啓発を強化(例:株式会社百十四銀行などとの連携イベント)

産官民の連携体制

行政機関だけでなく、民間企業や地域金融機関との連携により、職場や地域社会での啓発活動が広がっています。企業の健康経営の一環として取り組む事例も増加中です。

社会的意義

肝炎は、放置すれば重篤な病気に繋がりますが、早期に発見できれば決して怖い病気ではありません。

本プロジェクトは、単なる医療情報の提供にとどまらず、「自分の命は自分で守る」という健康意識の変革を国民に促す、社会的な啓蒙活動としての側面も強く持っています。

プロジェクトが目指すもの
  • 肝炎ウイルス検査の受検促進
  • 早期発見・早期治療による肝がん死亡者の減少
  • 「自分の命は自分で守る」健康意識の醸成
  • 肝炎患者・感染者への差別・偏見の解消

「一生に一度は肝炎ウイルス検査を受ける」──この行動が、あなたとあなたの大切な人の命を守ることに繋がります

関連団体・企業

公式サイトhttps://www.kanen.org/
主催厚生労働省 健康・生活衛生局 感染症対策部 肝炎対策推進室

この記事を書いた人

NextHiveMedia合同会社 広報部でございます。
メディア運営や情報発信を通じて、自社・他者問わず、企業のサービスの取り組みや魅力を分かりやすく届けていきます。

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